のぼりをたてよう

転勤の多かった我が家は、九州から四国の高知へと引っ越したことがあります。
五月の子供の日近くになると、近所の家の庭には大きなのぼりがたてられました。
大漁旗のように勇壮なものが青空にはためく姿はとても気持ちのいいものでした。
そのころ、ニュースでのぼり印刷をしている所も見ることができました。
古典的な金太郎や鯉が踊るもののほかにも、オリジナルのぼりなどがあり、それは見ているだけで、気持ちが晴れ晴れとしてくるものでした。
幟を飾るだけで、幸せがくるような気がしました。それ以来、他の地方にひっこすと、なんとなくのぼりに目がいくようになりました。
勇壮で果敢なのぼりには、生命力のようなものさえ感じます。私にも、男の子ができたら、あの大きなのぼりをたててみたいなあと思います。といっても、それをたてるだけのスペースのある庭がないといけませんが。
いつかきっと、願いが叶う日がくるでしょうか。楽しみにしたいと思っています。

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