日本伝統文化の代表といってもいいのが、雛人形だと思います。日本各地でいろいろな伝説があるようですが、3月の節句は同じです。そして、お雛様を飾り女の子のお祭りといったことも、日本ならではの文化だと言えます。外国人の友人から、お雛様を見せたとき「素晴らしい」と絶賛してくれました。日本に住んでいる私たちは、日常行事といっても過言ではありません。ですから、季節の行事として親しんでいるものの、それまでといった感じで、それ以上の感情はあまり持っていません。感心がないといっても仕方がありませんでした。
海外の友人は、まじまじと雛人形を見ます。そしてその作者や作っているところも見たいと言います。「人形は顔が命」とコマーシャルで言っていたのを思い出しますが、家紋や職人の技に興味を持つといった、日本人以上に日本に感心を持って入るのを見て、私は恥ずかしくなりました。我が家の雛人形は、母の代からあるもので、伝統あるものだと母は友人に話していたけれど、そんなに古いものだとは思いませんでした。
日本文化は、すごいなと友人に感激されて、久しぶりに「ひな祭り」をさせてもらいました。私もこれからは、日本の文化もきちんと勉強しなくちゃいけない、目を向けていこうと、今回のことで思います。雛あられ、甘酒、そしてちらし寿司、ハマグリのお吸い物、母の嬉しそうな顔を見たとき「久しぶりの女の子のお祭りをしたから、何だか昔に戻ったようだった」と懐かしそうな顔をしました。私も同じ気持ちになり、毎年やろうと母に伝えました。